ぷっくん★紀行

四郷・串柿の里

100選モニュメントは全て訪問済みとなったが、今後は気になる場所へ再度出かけてみることにした。第1弾は四郷。先週串柿作りが始まったとのニュースがあったので、是非見に行きたいと思い出かけることにした。

前日木枯らし1号が吹き、当日も朝から冷たい風とにわか雨で撮影は難しいかと思われたが、出発時刻には晴れ間が覗いてきたので寒さは覚悟の上で出発した。

農免道路を東進し、国道480号線へ入り北上する。旧道から途中バイパスへ入りどんどん進むとやがて工事中の三叉路へ出る。ここでつい平方面へ向かってしまう。平地区も四郷なのだが、モニュメントが建っている地区ではない。途中で引き返し、先の三叉路で左折し東進。しかし次のポイントでさらに東へ進んでしまう。何しろ1年ぶりの訪問でしかもどこを行っても似たような道似たような景色である。どんどん進むと道路脇に吊された串柿が見えてくる。まだまだオレンジ色を保ったままである。美しいが取りあえず先を急ぐ。どんどん山を登ると紀州堀越癪観音へ到達した。ここは前回少し気になりながら訪れることの出来なかった場所だ。紅葉が美しい。駐車場に車を止め歩いて境内へ入ってみる。本堂は近年再建されたらしい。しばらく撮影して、本殿の後方にあるお堂まで登って見る。お堂と萱葺き屋根の小屋が並んでいる。ここでもしばらく撮影し一旦山を下ることにした。

モニュメントは神野地区にある。途中の分かれ道まで戻り、別の道を進む。地区名が書かれた小さな標識と、風来坊というお店への案内看板がある。神野地区へはこの風来坊というお店の前を通っていく。神野という所は東谷地区の中の字らしい。どんどん登っていくと、右手に小さなお堂が見えてくる。モニュメントはこのお堂の陰に隠れている。このあたりは民家が並んでおり、串柿も沢山吊り下げられている。前回は少し道幅の広い場所に駐車したのだが、今日は先客で一杯である。道の向こう側を見ると萱葺き屋根のお宅にTVクルーと思われる一団が見えた。が、どこの局かは分からなかった。取材の邪魔になってもアレなので住宅へは近寄らず、モニュメントを撮影し、前回は見に行かなかった鳥居の奥まで入ってみることにした。柿畑の真ん中に建っている鳥居をくぐって木々に囲まれた中へ入ると更に鳥居があり、狛犬が出迎えてくれた。生い茂る木で薄暗い中をさらに進むと小さなお社があった。神社の名前を探したが見あたらない。ただ「七大龍王 遙拝?」と刻まれた石碑がある(?は読み取れず、所を崩しているのか?)。地元の方に尋ねたら教えてくれるかも知れないがそこまで追求するつもりもないので写真だけ撮らせてもらった。神社本殿の他にも小さなお堂がいくつかあったりする。この辺りは役行者が開いた修験道の修行コースがあったりするのでそんな関係なのかも知れない。

道路沿いには串柿がたくさん吊されていた。農家の方が皮をむいた柿を更に吊していた。作業のじゃまにならないよう、既に吊されている串柿の前で撮影し、山を下りる。前回来たときも寒くて雪がちらついたりしたが、今回も寒さと強風、更に雪がちらつくという前回と似たような気象条件となった。こういう気候だから串柿作りが出来る訳だ。寒さが苦手なら春や夏に来ればいいのだろうが、山手なので虫だの蜘蛛だのが多いと思われる。山道を歩くとヘビに出くわすかも知れないし、秋口なら蜂と遭遇するかも知れない。よって冬に来るのが安全だということになる。但し雪が積もったり道が凍ったりしない場合に限る。この辺りの道は凍っていると危険すぎる。今日みたいに強風ならまず凍ることはないだろう。体感温度がより低くなるがやむを得まい。

山を下りる途中、道路脇に吊された串柿の撮影もした。今日は平日なので人出は少ないが、今週末には串柿祭りが開かれるらしいので観光客が押し寄せるのだろう。聞くところによるとかなりの人数がやって来て、メイン会場の四郷小学校から山の上までバスでピストン輸送するらしい。そういう状況ではゆっくり撮影など出来そうにないのでやはり寒くても今日来ておいて正解だっただろう。

山を下っていく途中、文蔵の滝に立ち寄ってみた。ここも前回気になりながらスルーした場所である。駐車スペースに車を止め歩いていく。入口の看板には徒歩3分と書かれてある。細い道を歩いていくと「穴吹川終点」と書かれた立て看板があった。川の終点なんて看板を見たのは初めてだ。それにしてもこんな山の中で終点とは。源流だろうフツーとか思いながらさらに奥へ進む。階段を登っていくと鳥居が見えた。えらくキンキラキンな鳥居だ。どうやらステンレス製らしい。元は木製だったのだろうか。湿気が多くてすぐ朽ちるから金属製の鳥居にしたのかも知れない。その鳥居をくぐってさらに進むと朱塗りの鳥居と奥に小さな祠、「七大龍王」と刻まれた石碑がある。「七大龍王」というのは神野の畑の奥にあった神社で見たのと同じである。ここも修験道の修行地なのだろうか。肝心の滝はと言えば頭上高くに少し見えるだけだった。足下を気遣いながら奥へ進む。滝から流れ出る水は冷たそうだ。流れをまたいで向こう岸へ渡ると石造りの不動明王が安置されていた。そこからさらに奥へと入ると滝の全貌が現れた。周りの石壁が半円状になっていてそこを滝が流れ落ちている。水しぶきがかかる程間近で見た。何とか撮影し引き返す。かなり木が生い茂って暗い。しかも渓谷のような場所なので日が当たる時間帯はほとんどないだろう。相方は三脚を担いできたが立てるスペースがなかった。残念。でもいいものを見られたので大満足だ。

四郷の山を後にして農免道路を西進する。途中モニュメントの撮影をするため青洲の里へ立ち寄る。前回来たときは確か誰もいなかったと思うが今回は何と観光バスが乗りつけていた。人が多いと撮影しづらい。しかも相変わらず強風で寒い。モニュメントだけサッサと撮影して引き揚げた。

もうちょっと暖かかったらさらに何カ所か廻りたいところだったのだが、さすがに寒すぎる。後で聞くと最高気温は1月下旬なみの低さだったらしい。寒いはずだ。せめて風がなかったらもっとマシだったのに。粉河へ行った時は暖かかったのにな〜


【関連リンク】和歌山県かつらぎ町 観光情報 串柿の里紀州堀越癪観音

【記事リンク】四郷・串柿の里(100選の旅R)
※お人形の写真があります。抵抗のない方は是非ご覧下さい。



2008年11月19日(水)  No.36 (朝日・夕陽100選)

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