ぷっくん★紀行

護摩壇山再訪

前回訪問時に撮影し忘れたモニュメントの裏側を撮影するべく護摩壇山へ。

やや気温が低めで天気もあまり良くなかったのだが、山登りするなら暖かい日よりいいだろうということで敢えてこの日に出かけることにしたのだが、標高1000mをなめていたことをスカイタワー駐車場で思い知らされることになった。

いつも通り野上から高野山へ上がったのだが、大門前の温度計で2℃ちょっと。ということは護摩壇山では0℃あるいは氷点下まで気温が下がっている可能性もある。自宅を出るときさほど寒さを感じなかったのと山歩きすればかなり暑くなるだろうと思って自分にしては薄着していったことが悔やまれたが後の祭りだ。

とはいえ、高野山からスカイラインに入っても道路の凍結などはなく、雪が降ったような様子も見られない。この時期にしてはかなり暖かいと言えるだろう。これなら大丈夫かなと思いながら進むと、護摩壇山に近づくに連れて何やら白い部分が見えるようになってきた。まさか雪が降ってるのか?とビビリながらスカイタワー駐車場へ到着。そこから見える景色は真っ白な雪景色、とまではいかないものの、木の枝にうっすらと雪が積もっている。マジですか。

折角ここまで来たのだから登らずに引き返すのもアレなんで渋々ながら山頂への道を歩き出す。足下にもうっすらと雪が積もっている。滑らないように注意しながら登った。雪はあっても凍ってはいなかったから氷点下までは下がっていないのだろうか。薄手ながらナイロン製フード付きコートは結構寒さを凌ぐのに役立った。それにしても両側の木はみんな真っ白だ。数日前に吹雪になったという地元紙の記事を見たが、その時の雪が残っているのだろう。

幸い雪に降られることもなく頂上へたどり着いた。誰もいない。あたりまえか。こんな日にわざわざ登ってくる物好きはそういないだろう。まして登山が目的ではなくモニュメントを見に来ているのだから、わざわざこんな時期に来ることはあるまい。しかし、この日の景色は寒さも吹っ飛ばすくらい美しかった。寒さに耐えながらしばし撮影する。

しばらくすると急に風が強くなり霞んでいた景色が急にハッキリ見えるようになってきた。もしかしてこれから吹雪になるかも知れないと思い、駐車場へ戻ることにする。こんなところで遭難したりしたらシャレにならない(苦笑)

駐車場を出て森林公園へ行ってみる。日曜日は営業してるだろうと思ったのだが入口には休園日の札が。どうやら冬季休業に入っているらしい。そういえば途中の売店も閉まっていた(スカイタワーは営業していた)。今年は暖冬だからいいのだけれど、普通この時期は道路が凍結したりするのでスカイライン自体が通行止めになる時期なのだ。一応入口道路を入ってみたが、前回と同じ場所でチェーンが掛かっていたので引き返した。これ以上気温が下がらないうちにと帰路についた。

2007年12月09日(日)  No.23 (朝日・夕陽100選)

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