最近衰弱が激しかったものの、
まだ目は輝きを失ってはなかったから、
大丈夫だろうと思っていたのに。
突然の、さようならです。
最期を見取ってやれなかった。
夕べ見たときはしっかりごはんも食べてたのに。
今朝も足下にまとわりついてたのに。
あのまま野良の暮らしをしていたら
もうとっくに死んでただろう。
例え短い間でも人の温もりを知ることができたんだから
きっと幸せだったろうという思いと
どうしてもっと早く何とかしてやれなかったのだろうと
悔いも残る訳で。
さよなら、たろう。
よく頑張ったね。あんなガリガリの体で。
今度生まれ変わってくるときは、
もっと体の丈夫な猫に生まれておいで。
そして、またうちへおいで。
今度はきっと、天寿を全うさせてあげるから。
たろうは性格の優しい猫でした。
甥っ子や姪っ子の面倒をよく見てくれて。
ただもっと早くなついてくれていたら、
そしたら治療もちゃんと受けさせてやれたのに。
それだけが心残りです。
黒猫・たろう・♂・享年4歳10ヶ月(推定)
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